母なる海、そして血管を流れる血液。
実はこれらの元素やイオンの比率は似ていると言われています。
海水には赤血球や白血球は無いですがこの類似点は面白いですよね。
これを証明したのが1866年フランスの医師ルネ・カントンです。
ルネ・カントンは体液と同じ浸透圧まで薄めた海水が体液と同等のものになることを証明するためにある実験を行いました。これが有名な「ルネ・カントンの犬」の実験です。
初期の最初の実験はイヌの血液を瀉血法で全部抜き取るというもので、体重10kgのイヌに体重の104%の海水10.4リットルを8時間にわたって静脈内投与しましたが、特に問題は起こりませんでした。腎臓排泄機能は申し分ありませんでした。
(一部Quintonマリンテラピー引用)
中々びっくりな実験ですよね…。
でも血液を海水に替えても生きられたとは凄い結果です。
日本は島国なので、昔から海藻類を摂取しておりミネラルを補っていましたが現代では海藻類の摂取量が減りミネラルが不足しがちで様々な不調が起きます。
この原理を利用した海洋療法というものがあります。タラソテラピーとも言います。
次回はこのタラソテラピーについてお話しますね
🌊✨
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