昔から食べられている玉ねぎ。
甘くて美味しいですよね。
食べると体脂肪が減る
持久力が上がる
これは昔から分かっていました。
なのに長年
その成分が見つからなかったのです。
その謎が解明されたのは、2015年。
『ケルセチン』という成分が玉ねぎから発見されました。
新しい成分は注目され、今ではこれを商品化したサプリやお茶が販売されるようになっています。(医学博士.日本栄養コンシェルジュ協会代表岩崎真宏先生のお話より)
"第7の栄養素"として注目を集めている「ファイトケミカル」。『ケルセチン』もフィトケミカルのひとつです。
フィトケミカルとは野菜、果物、お茶、ハーブなど植物性食品に含まれる色素や香り、アク、苦味などの自己防衛成分(化学物質)で、
代表的なものとして
・アントシアニン
・イソフラボン
・カテキン
・リコピン
・βカロテン
・サポニン
などが挙げられます。
ですがこれ以外にも人間がまだ発見していないフィトケミカルが山ほどあります。これだけ科学が発展した現代でも。
ビタミンは13種
ミネラルも13種
フィトケミカルは分かっているもので1500種
見つかっていない名前も付けられていないフィトケミカルが1万種類以上あると言われています。
つまりサプリで一つの成分を補うよりも
食材をそのまま食べた方が沢山の未知なるフィトケミカルも含めバランス良く栄養素を摂取する事が出来るのです。
何故ならば上記でも述べたようにひとつの野菜の中に1種ではなく、何種類ものフィトケミカルが入っているからです。
また近年ではひとつの栄養素だけを摂取しても効果が発揮されない事例も出てきています。
だから栄養学界ではサプリよりも天然の食材をどうやって手軽に食べるかという研究が進んでいるようです。
不思議ですよね。
健康・美容を突き詰めると食に行き着きます。
サプリだって薬だって元々は何かの食材の栄養素を抽出した物ですもんね。
今年はもっと栄養の勉強して日常に取り入れていこうと思います。
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