扁平足。
足裏の"土踏まず"がないように見える足を言います。今回は、ふくらはぎの硬さや太さと扁平足の関係についての小話です。
土踏まずは実は人間特有の特徴で、1番の役割は【衝撃を吸収する】という事です。
これが、
・歩かない生活で足の筋力が低下
・合わない型の靴を履く
・肥満
・慢性的な浮腫
などで扁平足になる可能性が高まります。
(扁平足は単に足の形を指す言葉であって病気ではないのでご安心くださいね!)
ここからが重要です!
扁平足の方のふくらはぎは、パンパンに張って硬くなっている事が多いです。
何故ふくらはぎが張るのかと言うと、
体のバランスを足裏でとる事がかなり不安定になるのでその分足首やふくらはぎが踏ん張って、筋肉が発達してしまうからです。
通常土踏まずがしっかりあって、アーチがある足は、
①親指の付け根辺り
②小指の付け根辺り
③かかと
の3点でバランスをとっています。
ですが、土踏まずがない場合は足裏全体がベターッとついて支点が4点になります。
ここで分かりやすい例が『4つ脚の机』です。
小学校や中学校の4つ脚の机、グラグラしてはいませんでしたか?
逆に3つ脚の机だと安定していますよね。(この説明をし始めると長くなるので割愛します)
バランスを保つには奇数の点の方が有効なのです。
話、戻ります。
先天性の土踏まずの無い方は仕方ないのですが、
運動不足や肥満体質、慢性的な浮腫のある方は土踏まずを作るようにマッサージしたり運動するのがおすすめです。又、足のサイズに合う靴を履く事も大切です。外反母趾などにも繋がりますからね。
ふくらはぎの硬さは単に浮腫、冷え、反り腰、ストレス、塩分の摂りすぎだけでなく
扁平足による筋肉の過剰発達が原因になる可能性がある事を知っていただけましたでしょうか?
ご自身の土踏まずとふくらはぎの硬さ、チェックしてみて下さいね🦶!
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